アトピーとぼくと家族

中学生になってアトピーになったぼくの記録

ぼくはゾンビになった。

夏休みが終わる頃には全身に広がったアトピー。今まで綺麗だったお腹と背中にも出てきた。

 

ふだん鏡なんて見ないけど、久しぶりに自分の顔を見てびっくりした。肌は落屑でガサガサ、掻きすぎて血が出てる。シワが目立って老人のよう。まぶたが腫れてるのか、皮膚が垂れてきたのか目つきが悪い。

 

鏡をみたあと、「ゾンビみたいだ」ってママに言った。ママは「そんな事ない、大丈夫」って言ってたけど、大丈夫じゃない。みんな心ん中ではそう思ってるはずだ。大丈夫じゃない。

 

こんなんじゃ学校に行けない。変わっていくぼくを見られるのが嫌だった。可愛そうと思われるのが嫌だった。アトピーじゃないぼくの姿を知っている人に会うのが1番嫌だった。

 

大変そうだねと言ってくれる人、気づいているけど話題にしないでいてくれる人、心配してどんな状況なのか聞いてくれる人。

 

みんな心配してくれていたけど、それが嫌だった。気を使わせてそんな空気を作ってしまうアトピーの自分が嫌だった。

 

過去の自分を見て思う。あの頃に戻りたいと本気で思う。そう思っても戻れないけど、でも戻りたいと思う。

 

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