アトピーとぼくと家族

中学生になってアトピーになったぼくの記録

掻くことがぼくの仕事。

中学2年生になったぼく。

アトピー暦1年になった。

 

春から脱ステをはじめた。脱ステといってももうほとんど塗ってなかった。本当にひどくなったとき用にお守り代わりに持っていたステロイドを全部捨てた。

 

何も変わらず広がり続けるアトピー。顔はいつもガザガザで掻いて真っ赤。腕、足、頭は浸出液が出て固まって掻いての繰り返し。唯一、お腹と背中だけは綺麗なままだった。

 

この頃一番ひどかったのは、なんて書けばいいのかな。あそこ。そう、そのあそこが痒かった。頭がおかしくなりそうなほど痒くて、夜眠れずにひたすら掻いた。

 

親には恥ずかしくて言えなかった。だからネットで調べまくった。アトピーの人の半分はそこが痒くなるとどこかに書いてあった。

 

1学期の終わり、痒くて眠れない日が続いた。痒くて息の仕方も分からなくなる。痒くて、苦しくて、泣いた。ママがゆっくり背中をさすってくれる。それに合わせ呼吸をする。その日初めてあそこが痒いことを話した。

 

もっと早く話せば良かった。だいぶ前から痒かったこと、ネットで調べたこと、アトピーだと思うけど他の病気かどうか心配なこと。話してスッキリ楽になった。

 

痒くて痒くて掻きまくって、傷だらけでヒリヒリ。パンツは履けなくなった。それ以来、家の中では水泳の時の着替えに使うバスタオルを腰に巻いて過ごしている。

 

 

そして夏休み。一日中掻くことがぼくの仕事になった。中2の夏休みの思い出はアトピーと戦っていたこと、しかない。

 

f:id:bokunokiroku:20181023131044j:image